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バイクのチェーン交換・調整の工賃や費用・料金は?サイズや種類・規格などの選び方も紹介!

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バイクの中で地味ではあるものの…かなり重要な部品がチェーンです。

そろそろ交換時期かな?と思うと、交換工賃やかかる費用などが気になるところですよね。

DIYで出来ないこともないですが…カッターやカシメ工具などが必要なので、頻繁に交換する人以外はお店に頼んだ方がお得だったり。

今回はそんなチェーン交換に関わる料金を見ていきたいと思いますよ。

 

また、チェーンを購入しようと思った時に…種類が多すぎて何を買えば良いのかわからない…なんてことはないですか?

基本的には各メーカーの適合表に乗っている製品を選ぶわけですが、それでもメーカーごとに3種類とかあったりしますよね。

チェーンを選ぶ際に大事な、サイズや規格種類の違いなども紹介したいと思います。

個人的なチェーンの選び方も紹介しますので、交換の際の参考になれば嬉しいですよ。

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バイクのチェーン交換・調整の工賃はどのくらい?

バイクのチェーン交換の工賃ですが、一般的には3,000円程度というお店が多いです。

調整の場合は1,000円程度、調整の他に掃除と給油もしてもらうと3,000円程度でしょうか。

もちろんお店によって値段が違いますし、排気量などで料金を分けているところもありますよ。

実際に持ち込むお店に確認するのが1番ではありますが、一般的にというと3,000円程度となっています。

 

例えばバイク用品店の大手であるNap’sさんでは2,500円~(税抜)となっています。

同じく大手用品店である2りんかんさんでも2,500円(税抜)ですね。

参考までにNap’sさんだとこんな感じです。

チェーン交換:2,500円(税抜)
チェーン調整:1,000円(税抜)
チェーン調整・清掃・注油:3,200円(税抜)

 

交換の場合、大抵のお店ではチェーン購入のお客さんに対して上記の値段…という感じです。

部品持ち込みの場合は対応を断られたり、割増の工賃となるケースが多いです。

持ち込みOKのところですと、1.5~2倍の工賃という設定のお店が多い印象ですよ。

 

ちなみにですが、個人的にはチェーン交換時には同時に前後のスプロケット交換をおすすめしています。

レーサーなどで頻繁にスプロケを交換しているような方でない限り、チェーンだけの交換だと新品の性能が勿体ない!

その理由や、チェーンの交換時期の判断方法は別記事が詳しいのでそちらもどうぞ。

 

チェーンと前後スプロケの3点セットで交換すると、工賃の面でもお得になることが多いです。

例えば先ほどのNap’sさんですと、記事を書いている時点での工賃はこんな感じ。

チェーン交換:2,500円(税抜)
ドライブスプロケット交換:3,500円(税抜)
ドリブンスプロケット交換:3,500円(税抜)
3点同時交換:8,000円(税抜)

 

同時交換することで1,500円ほどお得になるって感じですね。

どれか1つだけ寿命が短い…とかであれば同時交換は勿体ないですが、この3点は寿命にそれほどの差はありません。

個人的には同時交換がおすすめですよ。

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バイクのチェーン交換にかかる費用・料金はどのくらい?

チェーン交換にかかる費用ですが、5,000円~50,000円程度…となります。

10倍も開きがあったら参考にならねぇよ!って声が聞こえてきそうですが…理由を紹介するのでもう少し読み進めて下さいね。

まず費用の内訳はこんな感じです。

工賃+部品代

 

工賃に関しては先ほど紹介した通りですが、問題は部品代なんです。

チェーンは安い物だと2,000円程度からありますが、高額な物だと20,000円程度。

非常に差が大きいんですね。

 

チェーンの種類の違いは後で詳しく紹介しますが、一般的に原付などに使われている細くてノンシールのチェーンは安いです。

250ccもしくは400ccクラスからはシールチェーンが一般的になり、価格がグッと上がるんですね。

そして表面処理の違いで、ゴールドチェーンとかになると更に価格が上がる…という感じ。

 

それと先ほどから何回も書いているように、スプロケットも是非とも同時に交換してほしいアイテム。

スプロケットは車種にもよりますが…フロントが2,000円~4,000円程度で、リアが4,000円~10,000円程度となります。

 

なのでチェーンのみで安い物なら総額で5,000円程度に収まりますが、スプロケも交換して高い物を選ぶと50,000円になってしまうのです。

一般的に…というのは難しいですが、あくまで参考として数字を出すならこんな感じでしょうか?

(原付・原付二種はノンシール、中型・大型はシールチェーンを想定)

原付・原付二種(チェーンのみ):5,000円~
原付・原付二種(チェーン&スプロケ):15,000円~
中型・大型(チェーンのみ):10,000円~
中型・大型(チェーン&スプロケ):25,000円~
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バイクのチェーンの規格や選び方を紹介!

バイク用のチェーンの選び方を徹底的に紹介します。

大幅に価格差があると紹介したわけで…じゃあ何が違うのよ?何を選べば良いのよ?となりますよね。

 

チェーン選びで見るべき箇所は下記の通りです。

・サイズ
・種類
・表面処理

それぞれ紹介します。

バイクのチェーンのサイズの見方

バイクのチェーンはサイズが数種類用意されています。

車種によって使われているサイズが異なり、チェーンメーカーの適合表などで確認が可能です。

もしくは、自分のバイクのチェーンを見てみると「520」なんて数字が書いてありますよ。

 

「520」というのは「ごーにーまる」と読むことが多く、最初の「5」がピンとピンのピッチ、後ろの「20」が内リンクの内側の幅を指しているんです。

チェーンで有名なD.I.Dさんのホームページが分かりやすいので、画像をお借りさせて頂きますよ。

出典:D.I.D

 

「520」でしたら、図の右側「P」という部分の寸法が5/8インチ(約15.9mm)となります。

そして真ん中辺りの「W」という部分の寸法が、2.0/8インチ(約6.35mm)となりますよ。

 

これはメーカーが変わっても世界共通の規格となっています。

ただこの規格は内幅とピッチしか決まっていませんので、製品によって外側の幅がまちまちなんですよ。

次で詳しく紹介しますが、旧車などは純正がノンシールチェーンで…幅が狭いことが多いんです。

 

旧車用に幅が狭いシールチェーンなども用意されており、逆に言うと普通のシールチェーンだと幅が広くて干渉の恐れがあったり…。

この規格が同じだから使える!というわけではないので、メーカーの適合表をしっかり確認して下さいね。

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バイクのチェーンの種類は2種類

チェーンの種類ですが、シールタイプとノンシールタイプの2種類となります。

とは言っても現代のバイクですと小排気量車以外は全てシールチェーンと思って大丈夫でしょう。

 

ノンシールチェーンは自転車のチェーンを思い浮かべてもらえれば間違いないと思いますよ。

対してシールチェーンの構造ですが、チェーンで有名なRK JAPANさんの画像が分かりやすいですね。

出典:RK JAPAN

 

赤いシールリングというのが「シール」となっており、中にグリスが封入されていて漏れ出さないようになっています。

ちなみにシールチェーンとノンシールチェーンは同列ではなく、性能面では間違いなくシールチェーンの方が良いですね。

勝てないのは…値段だけでしょう。

 

シールなんて余計な物が入っているとフリクションロスとなりそうですが、決してそんなことはありません。

その証拠に耐久性を重要視しないレーサーでもシールチェーンを使っていますよ。

もちろんMotoGPの車両もシールチェーンとなっています。

 

純正のチェーンがシールチェーンならば、交換するチェーンもシールチェーンに。

純正がノンシールならば、どちらでもOKとなります。

しかし先ほどサイズでも触れたように、シールとノンシールはサイズに違いがありますので…必ずチェーンメーカーの適合表を確認して、載っている製品を選んで下さい。

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バイクのチェーンの表面処理

表面処理の違いはいわゆるコーティングの違いです。

チェーンの側面(プレート部分)が黒かったり金色だったり…最近だとカラフルな製品もありますね。

まぁアレのことです。

 

このメッキコーティングですが、色の好み以上にコーティングされているのか?何層のコートなのか?が大切です。

もちろんノーコートが1番安く、層が増えるごとに高額に。

今ですと2層コートがありますね。

 

メッキはチェーンの錆びやすさに繋がります。

ノーコート、1層コート、2層コートの順にサビやすいということに。

 

ちなみにシールチェーンの場合はグリスが封入されているので、メンテナンスの際の給油は錆び止めがメインなんです。

その証拠にシールチェーンを使うMotoGP車両は、チェーンに給油していません。

錆びに強いメッキであれば、給油の量を減らすことが出来ますよ。

チェーンルブやチェーングリスを減らせれば、汚れにくくもなりますね。

 

MotoGPでチェーンに給油しない話や、おすすめのチェーンルブは別記事が詳しいです。

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バイクのチェーンの選び方

バイクのチェーンの選び方ですが、適合表に載っている物。

これが絶対です。

 

その上で何を選ぶかということですが、個人的には小排気量車でもシールチェーン派ですよ。

初期投資は高いですが寿命は長いですしメンテナンス頻度も減らせますので、メンテナンスが趣味という方以外にはおすすめです。

昔はオフ車にはノンシールでしたが、最近ではオフ車でさえもシールチェーンを使う傾向に。

そのくらい性能面では違いがあるんです。

 

他はと言うと、シールのランクの差とメッキのランクの差が価格の差となります。

シールは各社色々な工夫がされており、よりフリクションの少ない製品が高額商品となっていますね。

レース車両などであれば是非とも1番良いシールを使っている商品を選びたいところですが、街乗り車両であればランクの落ちる商品でも良いかなと。

 

メッキの差は先ほど紹介したように、サビにくさに大きな影響があります。

個人的には多少高くても2重コートされている製品を選びますよ。

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まとめ

ということで今回の記事のまとめです。

 

バイクのチェーン交換工賃は3,000円程度

費用はピンキリなので本文内で詳しく紹介

チェーンの選び方は適合表に載っている物

その上でシールやメッキは好みや予算に合わせて

 

チェーンを選ぶ際には適合表に載っているもので、その上でシールやメッキのランクを選ぶって感じですね。

シールやメッキは好みで選んで良いのですが、初心者ライダーこそ良い物を選んでおいた方が良いと思います。

 

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