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タペット音とはどんな音?原因や消す方法、放置するとどうなるのかを解説!

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バイクのエンジンからカチカチと異音がする…そんな時って凄く心配になりますよね。

ちょっと詳しい人に聞いてみたらタペット音なんて言われたものの、いったい何だかよくわからない。

 

今回はそんなエンジンの異音で1番多いと思われる、タペット音について見ていきたいと思います。

いったいなんぞや?というところから、原因や解消方法などを紹介していきますよ。

 

すぐに修理が出来ないとか、お金が無くて…なんてこともあるでしょう。

そのまま放置しているとどうなるのかも見てみましょう。

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タペット音ってどんな音?原因に関して!

タペット音ですが、エンジンのヘッド部分からカチカチカチといった音のことを指します。

音ですので文章で表すのは難しいですが、カチカチカチの他にもカタカタカッカッカなんて言う方もいますよ。

特にエンジンをかけた時に出ることが多く、アイドリングの最中に気になる方が多いかと思います。

 

タペットというのは吸排気のバルブを押している部品でして、詳細は下の図をご覧になって下さいね。

出典:Wikipedia

 

カムとタペットのクリアランスをバルブクリアランスと言い、ここの隙間が大きくなるとタペット音が出てくるケースが多いんです。

隙間が大きくなる理由としては一概には言いきれませんが、下記のようになっています。

・クリアランス調整の狂い
・スプリングの摩耗や劣化
・カムの劣化
・ロッカーアームの劣化

 

ただ、多くのケースがこういったエンジン内部の部品の劣化ではないことが多いですよ。

ちょっと変なことを言いますが、どうしても金属同士が当たる部分ですので音はゼロではありません。

そして、金属同士が接触するために摩耗防止や焼き付き防止のためにエンジンオイルで潤滑されています。

 

なので原因はエンジンオイルの劣化…なんてケースも多いんですね。

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タペット音を消す方法は?

タペット音を消す方法ですが、まずはオイルを交換してみるのがおすすめです。

そういえば最近オイル交換していない…なんて時には有効ですね。

 

オイル交換頻度も所説色々とありますが、半年に1回もしくは5,000kmに1回程度で良いかと思いますよ。

低排気量車やマルチエンジンなどは、高回転まで回しがちですので…もう少し早めても良いかもしれません。

 

オイルを変えたばかりにも関わらずタペット音がする場合は、エンジンの内部を分解整備する必要があると言えそうです。

エンジンオイル添加剤などもありますが、個人的には気休めだと思っています。

添加剤は結構好みと言いますか、宗教的なところがありますので…信用出来るものがあれば使ってみるのも良いかと思いますよ。

 

それでも直らない時はバイク屋さんに修理をお願いすることとなります。

原因次第ではありますが、クリアランスの調整だけで済めば1万円~2万円程度でしょうか?

 

カムの摩耗やロッカーアームの摩耗などが原因ですと、他の部分も傷んできていると言って良いかと思います。

その部分だけ修理しても他の部分も劣化が進んでいますので、まとめてエンジンのオーバーホールになるパターンが多いでしょう。

そうなると…数10万円といった単位での出費となりますね…。

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タペット音を放置しているとどうなる?

タペット音を放置していると、最終的にはエンジンの破損へと繋がります。

部品のどこかが著しく摩耗していると、他の部分の摩耗もどんどんと進んでいきますね。

 

クリアランス不良のケースでも、バルブが正しく開閉しないためにパワーが落ちたり…と良いことはありません。

放置しておくとどんどん狂っていき、最終的にはエンジンがかからなくなるなんてことも。

軽症のうちに修理しておくことが大切ですね。

 

ただし放置していても問題無いケースもあるんです。

というのも原因で触れたように、構造上絶対に音が出ているものなんですね。

特に冬などの寒い時期の始動直後には、多少の音が出ていても問題無いレベルのことが多いです。

 

エンジンをかけ暖機している間にヘルメットを被ったりグローブをしたり、そのくらいの時間が経って音が小さくなっていれば大丈夫と言えそうですね。

偏見かもしれませんが、90年代くらいまでのカワサキ(特にネイキッド)はタペット音だけでなくエンジンのガラガラ音が大きめに思います。

悪くなった状態を経験しないと判断も難しいですので、気になる場合はバイク屋さんに聞いてみるのがおすすめですね。

ただ、最近音が大きくなった…なんて思った場合は放置しない方が良いですよ。

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まとめ

ということで今回の記事のまとめです。

タペット音とはエンジンのヘッド付近から聞こえるカチカチ音

タペット音が気になったらまずはオイル交換

放置しておくと悪くなるので、気になったらバイク屋へ

 

異音は最も難しいトラブルとも言え、原因の特定が難しいんですよね。

タペット音かと思ったら実は違った…なんてこともありますので、音が大きくなる場合や気になる時はバイク屋さんで見てもらいましょう。

 

トラブルは初期で潰しておくと時間もお金も少しで済みますので、日々フィーリングや音に違いが無いか気にして乗るのが良いですね。

 

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