エイプのタイヤを交換したい！ってなった時に、意外と自分のタイヤサイズっていくつだっけってなりませんか？
バイクを中古で買ったりすると、今履いているタイヤが正しいサイズなのかも不明だったり…。
リアタイヤを130にサイズアップしてみたい！って方も多いでしょう。
果たして問題は無いのでしょうか？
今回はそんな初心者向けに、エイプのタイヤを見ていきたいと思います。
エイプ50もエイプ100も、更にはディスクブレーキのType-Dもこの記事で紹介します。
タイヤ交換にかかる費用も気になるところ。
またタイヤも各メーカーから様々な種類が販売されており、どれを買ったら良いのかって感じですよね。
おすすめのタイヤや適正な空気圧なども紹介します！
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目次
エイプのタイヤサイズはいくつ？
エイプのタイヤサイズですが、50も100もType-Dも全て同じサイズです。
120/80-12
前後とも同じサイズを採用しているのが特徴ですね。
エイプ50は2001年が初期型となり、エイプ100は1年遅れて2002年に登場しています。
最終型は50が2008年となり、100が2009年ですね。
そして50も100も最終年にディスクブレーキを採用したType-Dが販売されています。
その全てでタイヤサイズは同じなのですが、どうやらType-Dのみホイールのサイズが違うようですね。
マニアックに見ると…ディスクブレーキの方はNSR50のホイールを流用したから…な気が。
ちなみにこのホイールサイズは、タイヤのサイズを変更する際に大切になってきますよ。
タイヤサイズの調べ方と表記の見方
今履いているタイヤのサイズを調べるには、実際にタイヤを見るのが間違いのない方法です。
タイヤのどこを見れば書いてあるのかと言うと、上記画像の赤く塗られた部分ですね。
タイヤを横から見ると必ずメーカー名などと一緒に、タイヤのサイズが書かれています。
タイヤ交換の際には基本的に純正で装着しているものと、全く同じ表記のタイヤを選びましょう。
タイヤ幅や扁平率、荷重指数、速度記号などは違っていても物理的に履かせることは可能なことが多いです。
しかしタイヤサイズを変更するには正しい知識と、経験値が必要なため…自信を持って選べる方以外は避けた方が良いですね。
中古車で購入した場合には、今履いているタイヤが純正サイズとも限らないケースもありますので…この記事で紹介しているサイズとも見比べてみてください。
エイプのタイヤを130にサイズアップ出来る？
エイプのタイヤのサイズアップですが、条件を満たしていればOKです。
その条件は主に下記の2点。
・タイヤ外径が大きく変わらない
これはエイプに限らず、バイクのタイヤのサイズ変更をする際の基本となっています。
タイヤのリム幅とホイールのリム幅
ちなみにエイプの純正ホイールのリム幅は前後とも2.5インチ。
Type-Dのリアのみ2.75インチとなっています。
まとめるとこんな感じ。
エイプ100・・・F:2.5 , R:2.5
エイプ50Type-D・・・F:2.5 , R:2.75
エイプ100Type-D・・・F:2.5 , R:2.75
これに対して履かせるタイヤの許容リム幅を確認します。
例えばダンロップのTT93GPというタイヤ。
130/70-12というサイズがありますね。
これの標準リム幅は3.50インチであり、許容リム幅は3.00～3.50インチとなっています。
つまりこのタイヤを履かせるためには、最低でも3.00インチのリム幅のホイールが必要となり…エイプの2.5インチもしくは2.75インチのホイールではダメということに。
対して純正と同じ120/80-12を見てみると、標準リム幅が2.75インチの許容リム幅が2.50～3.50インチとなっています。
つまり純正の2.5インチもしくは2.75インチのホイールで使える、ということです。
物理的には干渉さえしなければ履かせることは可能ではあります。
しかし細いホイールに太いタイヤを履かせると、タイヤが本来の形状にならず「△型」の尖った形に…。
そうなるとタイヤが本来持っている性能を発揮することが出来なくなりますよ。
タイヤ外径
またタイヤ外径が変わることにも注意が必要です。
特にフロントタイヤの回転数から速度を計算している車種が多いので、フロントタイヤの外径が変わると速度や走行距離が狂う原因に…。
そしてバイクの本来持っている前後バランスを崩してしまうことになります。
純正の120/80-12だと計算上の外径は496.8mmとなります（タイヤの銘柄によって多少変わります）
それが先ほどの130/70-12となると486.8mmとなり、10mmほど外径が小さくなります。
つまり、半分の5mm車高が下がるということ。
リアタイヤにこのタイヤを入れると、純正に比べて5mm後ろ下がりに。
これを修正するにはフロントフォークの突き出し量を変えたりなんだりします。
しかし突き出しを変えることでも乗り味が変わりますので、この辺の複雑なセッティングの知識が必要になってくるんですね。
もちろんそんな細かい話はどうでも良い、見た目が太くてカッコ良ければ走りは二の次三の次…って方は干渉しなければOKです。
見た目だけでなく走行性能も大事って方は、リム幅と外径を考慮しながらサイズを選ぶことになります。
この辺りの詳しい話は別記事をどうぞ。
エイプのタイヤの交換費用はどのくらい？
エイプのタイヤ交換費用ですが、約2万円程度です。
選ぶタイヤやお店によっても変わってくるので、あくまでも参考程度ということで。
タイヤ交換に必要な費用は、下記の3種類というのが一般的。
・交換工賃
・廃タイヤ処分料
タイヤ代は選ぶタイヤによりますが、エイプですと1本8,000円程度になるでしょうか。
2本で16,000円ですね。
工賃はお店によりますが、大抵フロントが2,000円～2,500円程度です。
リアは2,500円～3,000円程度が多いですね。
廃タイヤ処分量は1本200円程度というお店が多い印象です。
となると合計で2万円ちょっと…となります。
この辺りの話は別記事が詳しいので、そちらもどうぞ。
また、タイヤを交換する際には前だけ…後ろだけ…といった片方交換でも良いのか悩みませんか？
これについても詳しい記事があるので、そちらもどうぞ。
エイプのタイヤおすすめ3選！
エイプにおすすめのタイヤを3種類紹介します。
・ブリヂストン HOOP B01→街乗りメイン。オンロードメインの方に
・ブリヂストン BT-601SS→ハイグリップタイヤ！
ダンロップ K180
まずはダンロップのK180という、ダートトラックスタイルが特徴のタイヤです。
元々エイプはダートトラック風のスタイルであり、純正で採用されているのもこのブロック風のタイヤです。
純正のスタイルが好きな方、ちょっとしたダートも走る方におすすめです。
ブリヂストン HOOP B01
続いてブリヂストンのHOOPというタイヤ。
これはスクーター用のタイヤとして販売されているものですが、もちろんエイプにも使えます。
純正に比べるとオンロード寄りのタイヤとなっており、グリップ力も耐摩耗性も高いのが特徴です。
街中などのオンロードしか走らない方は、こういったスクーター用タイヤを選ぶのもアリでしょう。
ブリヂストン BT-601SS
最後にブリヂストンのバトラックスBT-601SSです。
これはミニバイクレースで使われるように、非常にグリップ力の高いタイヤです。
その代わりに雨天時のグリップや耐摩耗性が劣る…という特徴がありますよ。
エイプに限らず100ccくらいまでならハイグリップタイヤでも、それほどタイヤの減りを気にしなくて良いというメリットが！
気軽にハイグリップを履けるのもミニバイクならではの魅力です。
フロントのサイズをNSR50と同じように、100/90-12に変えるのも良いですね。
エイプのタイヤの空気圧はいくつ？
エイプのタイヤの空気圧ですが、50も100も全年式で同じです。
R:1.75kgf/cm2
大抵チェーンカバーやスイングアームなどにステッカーが貼られていることが多いですよ。
他には取説にも記載があります。
中古ですと取説が無い…なんてことも間々ありますが…。
空気圧の管理はパンク防止や事故防止に大切なのはもちろんですが、セッティングとしても有効活用出来ますよ。
乗り心地を良くしたり、燃費を良くしたりと結構な変化があって面白いものです。
空気圧の調整はタダで出来ますので、標準値だけでなく色々と変えてみてお気に入りを探すのも楽しい作業ですね。
ただし、やりすぎは危険も伴いますので…注意点も含めて詳細は別記事もご覧になって下さい。
まとめ
ということで今回の記事のまとめです。
エイプのタイヤサイズは前後とも120/80-12
サイズアップはリム幅に注意
交換費用は約2万円程度
おすすめのタイヤは本文内で
空気圧は標準で前後とも1.75kgf/cm2
タイヤは地面との唯一の接点となる、非常に大切なパーツです。
自身の使い方にピッタリのタイヤを選んで下さいね。
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