自動車関係の新たな税金として、走行税の話がちらほらと出ていますね。
母数の大きさから…現在は車の話がメインですが、我々としてはバイクでどうなるのかが気になるところですよね。
バイクや原付にも導入されるのでしょうか?
いったいいつから、いくらくらいの金額になるのでしょうか?
自動車税やガソリン税がどうなるのかも気になるところ。
今の税金に追加…なんてなったらたまったもんではありませんよね。
走行税とはいったいどんな税金なのか…バイク目線で見ていきたいと思いますよ。
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目次
バイクの走行税はどうなるのか?
バイクの走行税ですが、車から遅れて導入されるかと思います。
この辺り、自動車も含めて現状ではまだまだ不明な点が非常に多いです。
あくまでも管理人の個人的な予想…ということで話を進めていきたいと思います。
車から遅れて…というのは、車よりも導入が難しいであろうから…というのが理由です。
バイクは車と違って、排気量によっては車検がありません。
恐らく車検で走行距離を確認する形になるでしょうから、原付などにまで導入するのは難しいかと。
そして走行税の導入の背景には電気自動車やPHEVなど、エコカー優遇制度による減税があると言われています。
また、ガソリンを使わないことによるガソリン税の減収があると言われていますね。
この辺り…バイクはあまり影響が大きくないでしょう。
そして現状のバイクの税額も、車に比べれば微々たるもの。
金額の少ないものは後回しになるかと。
とは言ってもいずれ足並みは揃える必要があるでしょうから、車から遅れて導入されると読んでいます。
バイクの走行税の金額はいくらになる?
バイクの走行税ですが、金額は今のところ不明となっています。
自動車の方も不明ですが、ネット上では1,000kmで5,000円…なんて声が出ていますね。
こちらは後ほど紹介しますが、既に走行税を導入している国であるニュージーランドの情勢が参考とされているようです。
こちらも詳細は後ほど紹介しますが、現時点での話ですと…自動車税に代わる税金として導入されると見られていますね。
となると、現状の自動車税が参考になるハズです。
自動車税は排気量によって異なり、車のケースですと最も安いのが1.0L以下の29,500円。
最も高いのが6.0L以上の111,000円ですね。
ちなみに軽自動車は10,800円となっています。
現在はダウンサイジングターボとか、小排気量でもパワーのある車が主流ですよね?
となると実質は2.5~3.0Lで51,000円、というところまでで収まる車が非常に多いと思われます。
1万円~5万円程度の方が多い…ということですね。
自動車の平均走行距離は…ちょっと調べてみると年間3,000~5,000km程度だそうです。
もう少し走るイメージがありましたが、平均とするとこのくらいなのでしょう。
同程度の税収とするためには、1,000km辺り1万円といったところでしょうか?
バイクの場合は軽自動車税ですね。
金額は下記の通りです。
125~250cc・・・3,600円
90~125cc・・・2,400円
50~90cc・・・2,000円
50cc以下・・・2,000円
この金額差と、車重が軽くて道路を傷めにくいことを考えると…車の半額以下でも高い気がしますよね。
ですが日本の法律見ていると…政治家はバイクを無くしたいんじゃないかと思うレベルですので…果たしてどうなるか…。
車が必須な地域から強い反発意見が出ている走行税だけに…バイクは必需品じゃないでしょという声が出る可能性も。
車並みの税額にならないことを願うばかりです。
走行税はいつから始まるの?
走行税の導入ですが、早くて2020年からと言われているようです。
個人的にはもう少し時間がかかると思いますが、少なくとも2020年以降のようですね。
2020年に正式に決定し、2021年や2022年に設定…という感じになるのではないでしょうか?
バイクはそれまでにしっかりと法整備してくるか、それとも現状のままとなるのか…。
走行税導入で自動車税はどうなる?
自動車税に関しては、走行税導入で撤廃となるようです。
繰り返しになりますが…自動車税の代わりに走行税を導入する、というのが現在の方針のようですね。
今後変わる可能性はありますが…。
ちなみに電気自動車やPHEVは排気量は0ccのため、自動車税は1,000cc以下の29,500円となっています。
エコカー優遇制度によって免除だったり半額だったりと…そういった状況なのが現状ですね。
走行税導入でガソリン税はどうなる?
ガソリン税に関してですが…未定ながらも個人的には継続すると見ています。
増やすことはあっても減ることがないのが税金…と言ったら言い過ぎかもしれませんが…。
ガソリン税って燃費の差はあれど、一種の走行税と言っても良いかと思うんですよね。
なので趣旨を考えると、これは走行税の導入で撤廃すべき税金でしょう。
しかしガソリンから電気への買い替え促進などを考えると、ガソリン税は無くならないと思われます。
ちなみに現在のガソリン税がいくらだか知っていますか?
ガソリンスタンドの金額は既に税込価格となっており、1リットル当たり53.8円となっていますよ。
そして理由は色々とあり…二重課税ではないとされていますが…、ガソリン税に対しても消費税が掛けられています。
色々と理屈はあるのでしょうが、払っている消費者からすれば二重課税と思わざるを得ないような状態ですよね。
ということで、皆さん電気自動車や電動バイクに乗り換えましょう!
…と思うように、残されるのではないでしょうか?
走行税の外国(ニュージーランド)の例を紹介!
外国では走行税はどうなっているのか、実は既にニュージーランドで導入されています。
ニュージーランドの例を見てみると、ザザッとこんな感じになっているようですよ。
・事前申請で税金を納める
・申請よりも距離を走る場合は、つど払い直す
・金額は車種ごとに細かく決められている
・最低ランクでも1,000km辺り5,000円
・申請距離以上走行する違反行為には罰金が科せられる
事前に申告して、それ以上に走る場合はつど払い直しというのは…非常に不便ですよね。
何事もうっかりミスはダメなのですが、うっかり申請距離をオーバーしてしまうなんてことも起こるでしょう。
日本は車検制度があるので、車検の度に走った距離に応じて徴収…というのが現実的でしょうか?
ニュージーランドでは専用のメーターがタイヤ?ホイール?ハブ?に取り付けられているようです。
メーターの改ざんが難しくなっているのかもしれませんね。
そしてGPSを利用したシステムの導入が進められているようです。
GPSの位置情報を使って正確な走行距離を把握し、自動的に税金額を引き落とす…というシステムだそうで。
便利なシステムですが、プライバシーの観点からも反対意見が出るかもしれませんね。
まとめ
ということで今回の記事のまとめです。
バイクの走行税は車より遅れるのではないか?
車は2020年以降と言われ、2021年か2022年頃に導入か?
金額は不明も1,000km辺り1万円くらい?
バイクの金額はもっと安くならないと…現状からは不公平
自動車税は撤廃の方向
ガソリン税はなくならない?
まだまだ不明点が多いですが、果たしてどうなるでしょうか?
道路補修の観点から見れば、走行距離に応じて金額を決めるというのは理にかなっていると思います。
そうすると物流関係に影響が出ますが、それも利用金額に反映されると考えれば妥当なのかもしれません。
しかし、やはり自動車関係から税を取り過ぎ…という気はしますよね。
走行税の導入で、複雑な自動車の税金関係が一度白紙化されて、わかりやすく公平になると良いのですけどね…。
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コメント
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by 匿名 2019年5月5日 12:09 PM
匿名さん、コメントありがとうございます。
自転車人口も増えたので、自転車税…なんてのも導入されるかもしれませんね。苦笑
私自身は「排気量で税金額が変わる」という自動車税には公平性が無いと思うので…走行税に変わること自体は反対ではないですが…。
ですが匿名さんの仰るように、高過ぎる報酬や多すぎる議員数、「働いたら負け」なんて言葉が出る生活保護など…見直すべきところは他にあるだろと思いますね。
by よし 2019年5月5日 9:36 PM