バイクのトラブルの中でも比較的多く、それでいて厄介なのがバッテリー上がりです。
久しぶりに乗ろうと思ったら…なんて時はまだしも、出先で急にセルが回らないとかというのは本当に困りますよね。
今回はそんなバッテリー上がり時の解決方法、対処方法を紹介します。
結論から言ってしまうと、最近は小型化が進んだジャンプスターターを持つのがおすすめ。
またバッテリーが上がってしまう原因や、対策方法も見ていきたいと思いますよ。
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目次
バッテリー上がりの対処法!
バッテリー上がりの際の対処法を、4つ紹介します。
大きく分けると取れる方法は3つですので、その時の状況などに応じて使い分けて下さいね。
キック・押しがけ
まず最も簡単な方法です。
セルでエンジンがかからないくらいにバッテリーが弱っていても、キックや押しがけであればエンジンがかかるケースというのは非常に多いです。
超長期放置…などで完全にバッテリーがダメになっている場合は、キックでも押しがけでもエンジンがかからないことがありますが…まず最初に試すべき方法と言って良いでしょう。
とは言っても近年はキックが付いていないバイクも多いです。
そして押しがけに関しても、最近のFI車両ですと難しいのも事実。
キャブなら比較的簡単にエンジンが掛けられるのですが、FIですと燃料ポンプを動かすにも電気を使いますので…。
ちなみに押しがけに関しては別記事が詳しいので、そちらも参考にしてみて下さいね。
車からジャンプする
続いては他の車に救援を求める方法です。
車のバッテリー上がりでは一般的な方法ですね。
自分のバイクよりも排気量が大きい車がベターなのですが、まぁバイクの場合は大抵問題無いでしょう。
大排気量車の方は軽自動車ではなく、普通自動車の方にお願いをすれば良いかと。
やり方の手順はこんな感じです。
・自分のバイクのバッテリーのプラス端子に赤いジャンプコードを繋ぐ
・相手の車のバッテリーのプラス端子に、赤いジャンプコードの反対を繋ぐ
・相手の車のバッテリーのマイナス端子に、黒いジャンプコードを繋ぐ
・自分のバイクのバッテリーのマイナス端子に、黒いジャンプコードの反対を繋ぐ
・セルでエンジンを始動する
手順を間違えたり、ジャンプコードの端子をボディなどの金属面に接触させてしまうとショートしてしまうことがあります。
なので、プラプラ・マイマイと覚えておいてください。
無事にエンジンが始動出来たら、繋いだ時と反対の手順でジャンプコードを外します。
バッテリーに充電するためにも、すぐにエンジンを切るようなことはせずに、1時間程度は走ると良いですね。
難点は…救護車がいない場合には使えないということ。
更には、最近はジャンプコードを積んでいる車が少ないということです。
自分でジャンプコードを用意しておいても良いのですが…結構かさばりますので、それでしたら次のジャンプスターターをおすすめしますよ。
ジャンプスターターを使う
バイクのバッテリー上がりに最もおすすめの方法がコチラです。
内容としては先ほどの車から救援してもらうのと大差ないのですが、車のバッテリーではなく専用のモバイルバッテリーから電気をもらうのが特徴ですね。
最近は非常に小型で優秀な製品が増えていますので、常に持ち歩いていても良いくらいです。
昔と違い、前兆なくバッテリーがダメになるケースも多いですし…低温に弱いという特徴から、ツーリング先で休憩したらバッテリーが上がっていた…なんてことも多いです。
ツーリングって大抵のケースで山の方に行きますからね…。
気温が下がって…というケースが多いんです。
手順はこんな感じです。
・ケーブルの黒い方をバッテリーのマイナスに繋ぐ
・ケーブルの赤い方をバッテリーのプラスに繋ぐ
・セルでエンジンを始動する
安全装置が付いており、正しく繋がれていないと通電しない製品なんかもあり、非常に手軽で使いやすいですよ。
車のエンジンも始動出来るので、バイクであれば満充電時には2~3台くらいは始動出来ちゃったりも。
もちろん通常のモバイルバッテリーと同じく、スマホなどの充電にも使えたりします。
ジャンプケーブルを持ち歩くくらいであれば、ジャンプスターターの方がよっぽどかさばりませんし便利。
多少重さがあるのがネックですが…一人でも路頭に迷わなくて済むのが大きいですよ。
私が愛用しているのはコチラの商品。
8,000mAhと小型ですが、バイクであれば全然問題無いです。
1.8Lの車にも使用したことがありますが、全く問題無く始動出来ました。
容量が少ない分お値段も安価ですので、この辺りがおすすめです。
ロードサービスの利用
最後の手段…もしくは何も道具が無い時の手段です。
最近のバイクであれば押しがけ出来ないケースも多く、キックが付いていない車種も多いです。
そしてジャンプケーブルを持ち歩いている人も減っていますので、自分がジャンプスターターを持っていないと手詰まり…なんてことにもなりかねないですね。
そんな時の最終手段がロードサービスとなります。
もちろん、パンクやガス欠などの他のトラブルの時にも利用出来ますので加入しておいて損は無いかと。
またこれまで紹介した方法というのは、バッテリーが上がってしまったケースでのみ有効だったりします。
バッテリー上がりの原因には、レギュレーターやオルタネーターの故障などで充電されない…なんてケースもあります。
この際には上記方法でエンジンをかけられても、すぐに止まってしまったり…なんてことも。
そうなると、しっかりと修理する必要がありますので…ロードサービスのレッカーサービスなどが有効に。
万が一の備えとして、ロードサービスの加入を検討しておくのがおすすめ。
メジャーなところではJAFでしょうか?
他には盗難保険で有名なZuttoRideClubがおすすめです。
もちろん、ロードサービスのみでも加入可能ですよ。
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バッテリー上がりの対策と原因!
バッテリー上がりの原因と、その対策について紹介します。
だいたいは次の4パターンになります。
・短距離走行
・バッテリーの寿命
・レギュレーター・オルタネーターの故障
長期放置
バッテリー上がりの原因として1番多いのが、長期放置です。
エンジンをかけていなくても、微量の電気を消費していますので…いずれは電池切れに至ります。
車種や状況にもよりますが、おおよそ2週間くらいでバッテリーが弱り、1ヶ月くらいで始動困難に。
久しぶりに乗ろうと思ったら…セルが回らない、というケースがコレですね。
長期乗らない場合にはバッテリーを外しておく(マイナス端子だけ外しておけばOK)のが有効です。
雪の降る地域などでは、冬眠前にはバッテリーを外して充電しておくのが常識となっていたりします。
最近の車ではバッテリーを外すと学習機能がリセットしたりと…悪さを起こすケースも多いですが、今のところバイクでは聞かない印象。
ですが、最近はバイクもハイテク化が進んでいますので…最新のハイテクバイクの場合はしっかりと取説を確認して下さい。
短距離走行
比較的よく乗るのに…という方は、走行距離が足りないのかもしれません。
バイクは走行することで、エンジンの回転を利用して発電しているのですが…短距離走行ですと必要なだけの充電が行われていないってケースも。
最もバッテリーを消費するのがセルスターターと言われており、アイドリング状態では充電量よりも発電量の方が多い…なんて話も。
つまり短時間の走行の場合ですと、消費した分だけの充電が出来ていないというパターンに。
これを繰り返すことでバッテリーの残量が減っていき、ある日バッテリー上がりに。
車種や走り方によりけりではありますが、一般的には30分ほどは走行しないと充電されないと言われています。
日々の走行時間が30分も無い…って方は時々遠回りをしてみたりと、走行時間を稼いであげて下さい。
バッテリーの充電をする…という手もありますが、素人にはなかなか難しいのも事実。
ガソリンスタンドでは急速タイプの充電器が多く、バイクですとバッテリーを傷める危険も。
バイク屋さんなどで、バイクを預けて充電してもらう方が間違いないですね。
家庭のコンセントなどから充電可能な製品も販売されていますが、持っているバイクの台数が多い…などではない限り、適当に乗って充電する方がおすすめです。
バッテリーの寿命
バッテリーにも寿命があります。
保管方法や使い方に左右されますが、一般的には2年~3年程度と言われています。
充放電を繰り返すことで、充電出来なくなるんですね。
また、1度バッテリー上がりを起こしてしまったバッテリーは寿命が短くなる…なんて話もあります。
どうしても消耗品ですので、定期的な交換が必要になってきますよ。
放置したり短距離走行が多いってわけでもないのに、バッテリーが上がり気味って方は新品に交換してしまった方が間違いないですね。
次に紹介するレギュレーターやオルタネーターの故障…というケースもありますので、バッテリーを交換してもすぐにバッテリー上がりを起こすなんて時はバイク屋さんへ。
レギュレーター・オルタネーターの故障
新車のうちはなかなか無いですが、古い車両では起こるトラブルです。
レギュレーターというのは電圧を整える装置。
オルタネーターというのはジェネレーターとも呼ばれ、エンジンの回転を利用して電気を作り出す装置です。
簡単に言うとオルタネーターが壊れると発電しなくなり、バッテリーは残量を使いきったら上がります。
レギュレーターが壊れると、電圧を整えることが出来なくなり…電圧が高い状態が続けば過充電に。
低い状態が続けば充電不良に陥ります。
バッテリーを新品にしたのに…比較的すぐに上がってしまった…なんて時はこの故障を疑うのが第一となります。
テスターを持っていれば、どっちが悪いのかを調べることも可能ですが…電気が苦手って方も多いですよね。
一応手順を紹介しますが、自身の無い方はバイク屋さんへGOです。
・テスターをDC20(もしくはDCV20)に合わせ、バッテリーのプラスとマイナスにそれぞれテスターを当てる
・数値を確認し、12~13VであればOK
・11V程度であればバッテリーの充電を行う
・エンジンを始動し、回転数を上げてみる
・13~14V程度で安定していればOK
・数値が下がる場合は充電不良
・回転数の上昇に応じて14V~と上がるようならレギュレーター故障
エンジンの回転数に応じて、数字が跳ね上がるケースはわかりやすいレギュレーター故障です。
問題なのは数値が下がるケースの充電不良。
この時はレギュレーターなのかオルタネーターなのかの判断が付きかねますので、バイク屋さんへGOです。
(大抵先に壊れるのはレギュレーターですが…)
これらの症状が出ないのに、バッテリーが上がるって場合は…バッテリーの寿命ということが多いですね。
電気関係は大きな事故にも繋がりますので、自身の無い方は触らずにバイク屋さんで見てもらって下さいね。
まとめ
ということで今回の記事のまとめです。
バッテリー上がりの対処法を4つ紹介!
おすすめはジャンプスターター
バッテリー上がりの原因と対策を4パターン紹介
パンクと並んでバッテリー上がりは多いトラブルだそうです。
楽しいツーリングをトラブルで終わらせないためにも、ジャンプスターターとロードサービスの加入がおすすめです。
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