中古のバイクを選ぶ…理由は色々とありますよね。
新車に比べると安く買えるのが魅力ですし、現在は生産終了となっている絶版車は中古しか選択肢はありません。
中古バイクを選ぶときはどこに注意したら良いのでしょうか?
走行距離を基準にすることが多いですが、実はそれよりも大切な物があるんです!
また、買ってはいけない車両の特徴も紹介したいと思いますよ。
そして、そもそも中古バイクというのは本当にお得なのでしょうか?
今回はそんな中古バイクのお話です。
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中古バイクはお得なのか?
中古バイクがお得かどうか…ですが、個人的にはお得感が薄いと思っています。
この辺りは各々の考え方の違いでしょうから、一概には言えないんですけどね。
あくまでも個人的な考えと前置きしますと、お得感が薄い気がします。
と言うのも、新車価格に対して中古価格ってあまり安くないんですよ。
現行で新車取り扱いのある車種ですと、走行距離が浅い車体は新車並みの値段だったりしますし…安い車種にはやはり理由があるというもの。
絶版車に関しても、業界の傾向としてかなり強気な値付けだと思います。
この値段を出すなら、違う車種の新車買った方が良いかなと思うことが多いんですね。
中古でしか買えない車種がどうしても欲しい時は、頑張って中古を探しますが…新車が売っている時は新車を選びたいと思います。
とは言っても、割高だなぁと思いつつも予算の関係で中古を選ぶこともありますけどね…。
ではどんなところを見て中古車を選ぶと良いのか、考えてみたいと思いますよ。
中古バイクは走行距離より大事な物がある?
中古バイクの走行距離ですが、もちろん大事ですがそれだけに捉われないのがポイントです!
数字で見えるだけに、ここばかりに捉われている方が多い気がします。
そして…あまり言いたくないですが、バイクの走行距離の改ざんというのは難しいものではないんです。
もちろんそんなことをやっている人はごく一部なのでしょうが、メーターを戻したり違うメーターを取りつけたり…なんて店があることも事実ですよ。
走行距離はそのバイクの情報の1つとして参考にはしつつも、それ以外の部分もしっかりと見た方が良いですよ!
またほとんど乗られていない低走行車よりも、ほどよく走り続けていた車体の方が調子が良い…なんてことも珍しくはないです。
機械だけに動かしていないと悪くなるんですよね…。
そうそう、メーター以外にも走行距離を予想する方法がありますよ。
グリップやステップのゴムの減り方を見る、という方法です!
ある程度1台を長く乗らないと判断が付かないと思いますが…メーターの距離の割にゴムが減っている、なんて車体は怪しいですよね。
逆にメーターの距離の割に、ゴムが新品に近い…なんて場合は交換している可能性が高いってことになります。
理由は想像するしかないですが、転倒した補修…ということも考えられます。
買ってはいけない車両の特徴!
買ってはいけない車両の特徴ですが、買ってからトラブルを起こしそうな車体ですね。
いったいどこを見たら良いのか、順に見ていきたいと思いますよ。
エンジン
まずはトラブルがあると高額になりやすいエンジンです。
見るポイントはこんな感じですね。
・指導直後にガラガラという音がいないか?
・オイルが滲んだ跡がないか?
・燃料タンクを覗いて、見える範囲にサビがないか?
エンジンがかかりにくい車両は後々苦労するので避けた方が無難です。
ただし中古車は長期在庫だったりでバッテリーがあがっている…なんてことも。
違うバッテリーを繋いでもらって、すぐにエンジンがかかるようなら問題はないかと。
ただ、バッテリーは交換してもらえるのか?費用はかかるのか?をしっかり確認して下さいね。
サスペンション
続いてサスペンションですが、こちらも高額になりがちですし安全面でも非常に大切な部分です。
・ストロークさせた時に引っ掛かりはないか?
・ストロークさせて、離した時にゆっくり戻ってくるか?
オイル漏れがあると修理が高額になりますので、避けた方が良いですね。
ストロークさせた時や戻ってくる際に引っ掛かりがあると、曲がっている可能性も。
その他
他に気を付けるべきところは事故歴ですね。
外装などは交換されてしまいわからないことが多いので、次の部分を確認して下さい。
・フルロックの時に当たる、ハンドルストッパーの塗装が剥がれていないか?
・一部だけ新しい部品に交換されていないか?
バイクと言うのは残念ながら、どうしても転ぶ乗り物です。
中古車であれば多少の転倒は仕方ない部分もありますね。
しかし今後に影響があるようなダメージを受けている、大きな転倒や事故の車両は避けたいものです。
大きな事故の際はハンドルがどちらかに切れてぶつかることが多いので、ハンドルストッパーに強くぶつかるんですね。
そのため通常の使用では付かないような傷があったり、塗装が剥がれていたり…最悪のケースでは溶接で修理してあったりします。
ハンドルストッパーはフレームの一部ですので、交換も出来ない部品となっています。
ここだけで判断出来ないのも確かですが、ごまかしの効かない部分だと思って間違いはないですよ。
まとめ
ということで今回の記事のまとめです。
中古のバイクのお得感は薄い
中古車を選ぶときは走行距離よりも状態重視
買ってはいけない車両の特徴は本文内で
中古車選びはある意味で、バイク屋選びとも言えます。
特に個人のバイク屋では、自分のところで売ったバイクしか見ないなんてお店もまだまだありますね。
バイクの状態だけではなく、お店の雰囲気や様子、店員の接客なども考慮して選ぶのがおすすめです。
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