バイクのメンテナンスと言うと、1番最初に思いつくのがオイル交換ですよね。
作業も比較的簡単かつ、定期的に行うものなので初めてのDIYとして挑戦する方も多いかと思います。
そこで悩ましいのがオイル交換の時期!
世の中には情報が溢れすぎていて、どのくらいの頻度で交換したら良いのかわからない…なんてことになっています。
3,000kmごととか、半年に1回とか…色々と言われていますが、その数字にはある程度ちゃんとした理由があるんです。
自分のバイクの使い方によって、どの頻度が適切か変わりますので、理由のところまでしっかりと見ていきましょう。
また、お店でやってもらったらどのくらいの金額や時間がかかるのかも気になるところですよね。
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バイクのオイル交換の時期はどう決める?
オイル交換の時期の決め方ですが、バイクの使い方次第です!
古いバイクやこだわりのある方なんかは、季節ごとにオイルの粘度を変えている…なんて方もいるくらいです。
まぁそういったマニアックな方はちょっと置いておいて、一般的な初心者向けのお話でいきたいと思いますよ。
オイルを交換する理由は、オイルが劣化するから…というのはなんとなくわかると思います。
と言うことは、劣化が早いような使い方をしていると交換頻度も多く、劣化しないような使い方をしていると交換頻度は少なくなるとも言えますよ。
あくまでも一般論ですが、オイルの劣化具合はこんな感じです。
4気筒>単気筒
チョイ乗り>ツーリング
冬>夏(一概には言えない)
これを踏まえてオイル交換の頻度を考えてみましょう。
オイル交換の頻度を考えてみる!
オイル交換の頻度は、オイルの劣化具合で決める。
低排気量車はオイル量が少ないですし、高回転まで回す機会が増えます。
4気筒も同じく、エンジンの回転数が比較的高くなりがちですね。
高回転を多用することでエンジンオイルの温度が上がり、劣化していくと思えばOK!
チョイ乗りに関しても同じでして、ツーリングは一定の速度で(一定の回転数で)長距離を走ることが多いので、オイル温度を一定に保ちやすいんです。
また、オイルが温まりきらないうちにエンジンを止めることを繰り返すと…オイルが乳化してしまうんです。
冬場などの寒い時期は特にその傾向が強く、温まったエンジンが冷えるときに内部で結露し水が溜まっていきます。
次に乗るときに、オイルが温まるまで走れば蒸発するのですが…短距離でエンジンを切ると蒸発せずに水が溜まっていってしまうんです。
これの繰り返しでオイルが白っぽく乳化してしまいますよ!
こういった状況は「シビアコンディション」なんて言葉で、取説にも書いてあったりします。
大抵のメーカーではシビアコンディション車両は、通常の半分の頻度で交換となっていますね。
オイル交換の頻度は取説に従うのが最も間違いのない方法ですが、中古だったりすると取説が無いって方も多いですよね。
あくまでも個人的な意見ですが、1万kmもしくは1年事に交換が基本かと思います。(注意後述)
先ほど紹介したように低排気量車で高回転まできっちり回して…なんて方はこれの半分で5,000kmもしくは半年の早い方で。
車ほどでは無いものの、ほとんどの方が実はシビアコンディションなんですよね。
大排気量車で、乗るときは1日走りっぱなしのツーリング…みたいな方以外はシビアコンディションだと思っても良いかと。
となると、先ほど1万km or 1年と紹介しましたが、実際のところは5,000km or 半年というのが一般的と言えますね。
オイル交換の費用や時間はどのくらい?
オイル交換の費用ですが、オイル代+交換工賃となっています。
時間としては待ち時間を入れなければ30分程度です。
用品店などでオイル選んで受付して…なんてやっても混んでなければ1時間以内には終わりますよ。
オイルの値段というのが実にピンキリでして、1L辺り数百円のものから数千円のものまで様々…。
お店によってオイル代に工賃が含まれていたり、メンバー会員になると工賃無料とか、色々とやっていますね。
なので一概にどのくらいの価格…と言うのは言いづらいのですが、純正指定のオイルだと大体このくらいの金額になりますよ。
・~125cc・・・1,500円~2,500円
・~400cc・・・2,000円~4,000円
・~大型・・・3,000円~6,000円
幅があるのは指定のオイルによって値段が違いますし、使う量も違うからなんです。
例えばホンダの純正オイルであるウルトラオイル。
1番安いG1が1L辺り1,242円(定価)ですが、1番高いG4ですと1L辺り3,078円(定価)と、約2.5倍も違うんです。
同じメーカーなら高い物の方が高性能なことが多いのですが、車両との相性があるのも事実。
よくわからない…って方は純正指定のオイルを入れるのが間違いないですよ。
まとめ
ということで今回の記事のまとめです。
オイル交換の時期はバイクの使い方によって異なる
一般的な頻度は5,000kmか半年の早い方
オイル交換の費用は選ぶオイル次第だが、参考値は本文内で
巷で言われている交換頻度は少し早過ぎるように思います。
消耗品を売りたいとか、遅れてエンジン傷めるよりは遥かにマシとか、理由は色々あると思いますが。
他人様に勧めるにはやはり安全な方を…と思い5,000km or 半年と紹介しましたが…実は私自身はもっと長いです。笑
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コメント
オイル交換の頻度、参考になりました。
長年乗っていたSL230が、先日、ツーリングの最中に60000キロでオシャカになりました。
2年くらい前にオイル交換を57000キロでしていて、普段はコンビニ等のちょい乗りで、2〜3日に一回はエンジンをかけていました。
ツーリングの時は、フルスロットルの機会が多かったのですが、オイルが全く無くなっていてエンジンが焼けついてしまったのが原因でした。
いつもオイル交換等して頂いていたバイク屋さん曰く、ピストンリング、バルブなどのクリアランスがあって、オイルを食う状態だったのでは?と言われました。
前回(2年前)のオイル交換時に、減りが早くなっているとの話が無かったので、なんとなく納得しかねているので、コメントもらえると有難いです!
オイルの量を入れ間違えたのでは?と疑っています。
by よっしー 2019年10月6日 6:34 PM
よっしーさん、コメントありがとうございます。
状況によりけりですので一概には言えませんが…SL230で6万キロ、ちょっと早い気もします。
ただ前回のオイル交換が2年前、普段はちょい乗りということで使用環境も厳しいかなとも思います。
正直言って、頂いたコメントだけでは判断が出来かねますが…読んで思うことを書かせて頂きます。
オイル量の間違いの可能性もありますし、聞いた話ですが「オイルを入れ忘れた」という事件?も知っています。
作業環境や店のやり方にもよりますが、バイク屋さんは抜いたオイル量を測ることはほぼありません。
明らかに少ないと感じれば指摘してもらえますが…オイル抜きの待ち時間に他の作業を行っていることも。
廃油もトレーとかに受ければ、なんとなく量はわかりますが…デカい容器で数台分まとめてから処理する…というところもあります。
なので、減っていても気付かなかったという可能性も考えられます。
ちなみにオイルを食うケースはオイル上がりorオイル下がりですが、どちらも白煙を伴うことが多いですね。
オイル上がりだと信号待ち後の発進などで。
オイル下がりだと始動時が多いかと思います。
振り返ってみて白煙が記憶にあれば、オイルを消費する状況だったと言えそうです。
オイル交換が2年前、ちょい乗り多数ということで…本文内でも触れていますが、オイルが乳化していた可能性も。
(コーヒー牛乳みたいな状態になります)
こうなるとオイルの性能がガクッと落ちると言われていますし、最悪オイルラインなどを塞いで潤滑不良を起こしエンジンを壊します。
2年前以前の使い方はわかりませんが、同様でしたら6万キロで壊れる…ということも考えられるかもしれません。
ダラダラと長くなってしまいましたが、まとめるとオイルを消費する環境だったとしても…それほど不思議では無い…かなと。
もちろんオイル量の入れ間違えの可能性もあり得ます。
また最後に…申し上げにくいことではありますが、乗車前点検で防げた案件でもあります。
果たしてどれだけの人がしっかりやっているのか…私自身も人の事を言えた状態ではありませんが…オイル量の確認は点検項目ですね。
厳しい言い方をすれば…2年あったので点検していればどこかで気付けたハズとなってしまいます。
by よし 2019年10月6日 10:05 PM
大変参考になりましたm(_ _)m
小さなバイク屋さんですので、いつもオイルの量は見て頂いてました。
ロングツーリングの前に、もう少し事前に細かい所までチェックするべきでしたね…
どうもありがとうございました!
長年連れ添ったバイクではありますが、この機会にビッグバイクに乗り換えようと思います!
by よっしー 2019年10月7日 10:50 AM
よっしーさん、改めてコメントありがとうございます。
ビッグバイクに乗り換え良いですね!
SL230からですと…アドベンチャー系ですかね?
こちらこそ貴重な体験談をありがとうございました。
ネンオシャチエブクトウバシメではないですが、日常点検の重要性を再認識です。
(ネンオシャは今後記事作りたいと思います)
私自身も他人のことを言えるような状況ではないので…しっかりやらなきゃなと思った次第です。
by よし 2019年10月7日 10:06 PM