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バイクのチェーン調整方法と左右を合わせるコツ!必要な工具やサイドスタンドでのやり方も紹介!

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バイクのメンテナンスの定番とも言えるのが、チェーンの張り調整ですよね。

ある程度の距離を乗ったら必ずと言って良いほどやらないといけない整備ですが、簡単そうに見えて意外と難しく奥が深いものです。

 

今回は初心者にもわかりやすく、調整方法を紹介したいと思いますよ。

必要な工具ちょっとしたコツも紹介するので、自分でやるのが不安って方や初めて挑戦するって方は是非ともしっかりと読んでほしいです。

お店に頼むと工賃が1,000円~3,000円くらい(内容による)しますので、長期的に見れば自分で出来るとお得です。

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バイクのチェーンの調整方法を紹介!

バイクのチェーンの調整方法を紹介します。

作業手順としてはこんな感じですね。

・タイヤを浮かせる(必須ではない)
・アクスルシャフトを緩める
・調整用のネジでチェーンを引く
・チェーンのたるみ・遊びを規定値に合わせる
・アクスルシャフトを締める

 

細かなコツも含めて、1つ1つ見ていきましょう。

タイヤを浮かせる

まずはタイヤを浮かせるのですが…これは必須というわけではありません。

特にセンタースタンドが無く、サイドスタンドしかない車体ですとタイヤを浮かせるのは困難ですね。

ただし、タイヤを浮かせた方が圧倒的に作業は楽になります。

 

サイドスタンドしかないけど…タイヤを浮かせる方法は後ほど紹介します。

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アクスルシャフトを緩める

続いてアクスルシャフトを緩めます。

なのですが、カワサキ車に多いエキセントリックシャフトタイプは場所が違うので注意。

ついでなのでこの調整機構を説明しておくと、大きく分けて4種類あります。

 

まずは最も一般的である後ろ引きタイプ。

出典:株式会社スズキ

 

高性能スポーツ車に多かったが、最近は大排気量車全般に増えてきた印象の前押しタイプ。

出典:本田技研工業株式会社

 

オフ車に多いスネイルカムタイプ。

出典:ヤマハ発動機株式会社

 

カワサキ車に多いエキセントリックシャフトタイプ。

出典:株式会社ブライト(リンク切れ)

 

エキセントリックシャフトタイプは、スイングアーム後端の上側に付いている固定ボルトを左右とも緩めます。

他の3タイプはアクスルシャフトを緩めればOKです。

 

この時のポイントとしては、緩めすぎないこと。

タイヤを動かすのに少し力がいる…くらいの方が調整作業がやりやすいです。

調整用のネジでチェーンを引く

続いて調整用のネジを動かして、チェーンを引く…と言いますかタイヤを後ろに引っ張ります。

一般的な後ろ引きタイプであれば、ダブルナットを緩めてタイヤ側のナットを締める方向に回すとタイヤが後ろに下がります。

前押しタイプだと、ダブルナットを緩めてアクスルシャフト側のナットを緩める方向に回します。

 

スネイルカムタイプなら尖っている方(上記画像なら左上)にズラすとタイヤが後ろに。

上記画像の向きだと、反時計回りですね。

 

エキセントリックシャフトタイプは、アクスルシャフトが偏心カムで支持されているので…そのカムを回します。

目盛があるので、それを確認してタイヤが下がる方向に回して下さい。

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チェーンのたるみ・遊びを規定値に合わせる

チェーンのたるみを規定値に合わせるのですが、一般的には20mmとか30mmとかでしょうか。

しかし車種によって規定値が違うので、取説でしっかり確認して下さい。

スイングアームにステッカーが貼られている車種も多いですね。

 

またこの遊び量の測り方も車種によって違います。

直立した状態で測るのか、サイドスタンドで立っている状態で測るのか…。

センタースタンドなどでタイヤを浮かせている状態と、直立した状態だとかなり遊び量が変わるので…どの状態で合わせるのかは非常に大事です。

しっかりと取説で確認して下さいね。

 

調整で最も大事なポイントとして、左右をしっかりと合わせるということがあります。

左右が合っていないと…極端な言い方をするとリアタイヤが斜めに取りつけられているのと同じ状態…。

左右の合わせ方は色々と諸説ありますが、一般道を走る限りではスイングアームの目盛が左右合っていれば問題無いレベル。

左右を合わせるコツはこんな感じです。

・調整のナットを大きく回さない
・1/4回転程度、少しずつ右左交互に回す
・張り過ぎたら1度大きくタイヤを前に出す
・遊び量は規定値よりも少しだけ小さく

最大のコツは、貼り過ぎたら1度大きくタイヤを前に出すこと。

構造上、タイヤを後ろに引っ張って調整するため…前に出しながら合わせるのはズレやすいんです。

1度大きくタイヤを前に出して、そこから改めて少しずつ引っ張るのがコツ。

 

この時にサイドスタンドのみでリアタイヤが設置していると、タイヤを前に出すのが難しいんですよね。

サイドスタンドで作業している場合は、バイクを軽く動かすなどしてタイヤをしっかりと前に出し切ったことを確認して下さい。

 

ちなみにスネイルカムタイプであれば、微調整が出来ないので左右の目盛を合わせるのは非常に簡単です。

そしてそれ以上の調整は不要です。(というか出来ない)

 

またエキセントリックシャフトタイプは、片側を動かすと反対側も動くので左右の調整が不要です。

チェーン調整の難易度を一気に下げてくれる、画期的なシステムだと思っています。

 

コツの最後の規定値よりも少しだけ遊びを小さくするというのは、この後にアクスルシャフトを締めると遊びが少し大きくなる傾向にあるから。

それを見越して、ほんの少し小さめに調整するのがコツです。

アクスルシャフトを締める

説明書通りの遊び量に調整が出来たら、アクスルシャフトを規定トルクで締めます。

もう一度…カワサキ車に多いエキセントリックシャフトタイプは場所が違うので注意です。

エキセントリックシャフトタイプは、スイングアーム後端の上側にあるボルトを左右締めればOKですね。

特にコツもいらないし、他の方式ではアクスルシャフトを締める際にズレやすいのですが…このタイプならその心配も無いです。

チェーン調整だけに関して言えば、本当にエキセントリックシャフトタイプは優れていると思いますよ。

 

さてアクスルシャフトを締める時の注意ですが、チェーンの遊び分後ろにズレる可能性がある…というところ。

せっかく先ほど頑張って調整しても、ズレてしまえば全く意味が無いことに…。

それを防ぐために、チェーンとスプロケットの間にドライバーなどの工具を挟み遊びを無くすのがコツ。

下の画像の赤丸部分ですね。

 

ここにドライバーなどを挟んでタイヤを少し回すと…ドライバーが引っかかって遊びが取れることに。

その状態でアクスルシャフトを締めると、ズレが出にくいですよ。

 

規定トルクで締め付けたら、調整用のネジのロックナットを締めます。

(締め付けるというよりは、動かないように固定するくらい)

この時に左右で目盛の確認を改めて行います。

左右で位置が違ったら、アクスルシャフトを締める際にズレてしまった可能性が…。

1度緩めて、改めて締め直す必要があります。

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バイクのチェーン調整に必要な工具!

バイクのチェーン調整に必要な工具ですが、車種によっても違いがあります。

一般的には下記の感じでしょうか?

・トルクレンチ
・ソケット
・メガネレンチ×2
・コンビネーションレンチorスパナ×2
・ドライバーなど
・直尺

それぞれ簡単に紹介します。

トルクレンチ

アクスルシャフトを規定トルクで締めるためのトルクレンチ。

その時に使う、アクスルシャフトのナットサイズにあったソケット。

エキセントリックシャフトタイプだと、六角頭のボルトが多いのでヘキサゴンが必要です。

 

トルクレンチは高額ですが…初心者こそ持っておくべき工具だと思います。

メガネレンチ

アクスルシャフトを緩める際に使うメガネレンチ×2本。

結構硬く締まっているので、長い物…ロングとかストレートとか言われるタイプが使いやすいです。

2本なのは供回りを防ぐために、左右に工具をかけるため。

ボルト側とナット側でサイズが違う車種もあるので注意。

コンビネーションレンチorスパナ

チェーンの調整ボルトを回すためにコンビネーションレンチやスパナが2本。

後ろ引きタイプであればメガネレンチでもOKですが、前押しタイプだとスパナなど口が開いたタイプでないと入らないです。

両方に使えるコンビネーションレンチが便利でしょうか?

ドライバー

ドライバーは…ドライバーなどの長くて硬い工具ならOKです。

チェーンとスプロケットの間に挟んで遊びを取るだけなので、何でも大丈夫ですが個人的にはドライバーが使いやすいです。

直尺

直尺は金属製の物差し。

プラスチック製と違い、端っこから目盛が付いており使い勝手が良いですね。

遊び量の測定を感覚ではなく、しっかりと数字で見るために必要です。

ブレーキロック

必須では無いですが、初心者はこの手の物を使うと安心です。

フロントのブレーキをかけた状態で保持してくれるので、作業中にバイクを揺らしてしまったり…なんて時にバイクが動きません。

コレが無いとタイヤが少し動いて…スタンドが外れてバイクが倒れる…なんてことに。

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バイクのチェーン調整はサイドスタンドだけでも出来る!

チェーン調整はサイドスタンドだけでも可能です。

やり方で紹介しましたが、タイヤが接地していてやりにくいのはタイヤを前に出したい時くらい。

あとはタイヤが接地していても問題無く作業は出来ますよ。

 

ただし、タイヤが浮いていた方が作業が簡単なのは間違いないです。

浮かせるアイテムとして定番なのがレーシングスタンド。

 

ただし結構なお値段ですし、保管場所も必要ですよね。

安定感は抜群なので、頻繁に色々な整備をする方は良いと思いますが…普通の人には手が出しにくいのも事実。

そんな方には簡易スタンドがおすすめ。

 

安定感は劣りますが、これなら簡単にタイヤを浮かせることが可能です。

チェーン調整だけでなく掃除や注油にも便利ですね。

 

ただサイドスタンドしかない車種は、チェーンの遊び量の確認サイドスタンドで停めている状態で行うように書かれていることが多いです。

上記アイテムでタイヤを浮かせた状態で、規定値の遊びにしてしまうと…実際にはチェーンを張り過ぎということに…。

そこだけ注意して下さいね。

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まとめ

ということで今回の記事のまとめです。

 

バイクのチェーン調整のやり方を本文内で紹介

細かなコツも合わせて紹介

必要な工具は車種によって違うので、本文内を参考に自車を確認

 

バイク整備の定番ではありますが、難易度もそれなりだったりします。

自信の無い方はプロに任せるという判断もアリですよ。

工賃は調整で1,000円くらい。

清掃と注油も合わせてやってもらうと3~4,000円くらいです。

 

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