NINJA250Rのタイヤを交換したい!ってなった時に、意外と自分のタイヤサイズっていくつだっけってなりませんか?
バイクを中古で買ったりすると、今履いているタイヤが正しいサイズなのかも不明だったり…。
リアタイヤをサイズアップして太くしたい!って方も多いでしょう。
果たして問題は無いのでしょうか?
今回はそんな初心者向けに、ニンジャ250Rのタイヤを見ていきたいと思います。
この記事では2008年~2012年に発売されたNINJA250R、型式で言うとEX250Kに関して紹介します。
2013年か販売されている、Rが付かないNINJA250に関しては別記事が詳しいです。
タイヤ交換にかかる費用も気になるところ。
またタイヤも各メーカーから様々な種類が販売されており、どれを買ったら良いのかって感じですよね。
おすすめのタイヤや適正な空気圧なども紹介します!
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目次
NINJA250Rのタイヤサイズはいくつ?
NINJA250Rのタイヤサイズですが、どの年式も全て同じサイズです。
130/70-17
NINJA250Rは2008年に登場し、それまで不在だった250ccフルカウルというジャンルを確立した名車。
もちろん90年代以前には250ccのフルカウルは存在しましたが、それらが消えた当時は非常に珍しい存在でした。
全モデル・全年式で同じタイヤサイズとなっています。
2013年には顔つきがシャープになり、名称からRが消えてNINJA250になりましたね。
NINJA250は別記事が詳しいですが、タイヤサイズが違うので注意です。
NINJA250Rのタイヤを太くサイズアップ出来る?
NINJA250Rのタイヤのサイズアップですが、条件を満たしていればOKです。
その条件は主に下記の3点。
・タイヤ外径が大きく変わらない
・各部の干渉が無いこと
これはNINJA250Rに限らず、バイクのタイヤのサイズ変更をする際の基本となっています。
干渉は…ぶつからなければOKということですから難しくはないです。
ぶつかっていなくても、上2つを満たす必要がありますよ。
タイヤのリム幅とホイールのリム幅
ちなみにNINJA250Rの純正ホイールのリム幅は全年式で下記です。
これに対して履かせるタイヤの許容リム幅を確認します。
例えばIRCのRX-02というタイヤ。
140/70-17というサイズがありますね。
これの標準リム幅は4.00インチであり、許容リム幅は3.50~4.50インチとなっています。
つまりこのタイヤを履かせるためには、最低でも3.50インチのリム幅のホイールが必要となり…最大でも4.50インチのホイールまでという事。
NINJA250のリアホイールは先ほど紹介したように3.50インチなため、純正の130から150に変更してもホイールのリム幅的にはOKということです。
このように履かせたいタイヤの、許容リム幅をチェック。
この範囲に純正ホイールのリム幅である3.50インチが含まれていない場合はNGとなりますよ。
とは言っても、物理的には干渉さえしなければバイクに取りつける事は可能…ではあります。
しかし細いホイールに太いタイヤを履かせると、タイヤが本来の形状にならず「△型」の尖った形に…。
そうなるとタイヤが本来持っている性能を発揮することが出来なくなりますよ。
本来の性能が発揮出来なくなるので、リム幅を守って使いましょうという話になります。
タイヤ外径
またタイヤ外径が変わることにも注意が必要です。
特にフロントタイヤの回転数から速度を計算している車種が多いので、フロントタイヤの外径が変わると速度や走行距離が狂う原因に…。
そしてバイクの本来持っている前後バランスを崩してしまうことになります。
先ほどのリアタイヤで計算してみましょう。
純正の130/70-17だと計算上の外径は613.8mmとなります(タイヤの銘柄によって多少変わります)
それが140/70-17となると627.8mmとなり、14mmほど外径が大きくなります。
つまり、半分の7mm車高が上がるということ。
リアタイヤにこのタイヤを入れると、純正に比べて7mm後ろ上がりに。
これを修正するにはフロントフォークの突き出し量を変えたりなんだりします。
しかし突き出しを変えることでも乗り味が変わりますので、この辺の複雑なセッティングの知識が必要になってくるんですね。
もちろんそんな細かい話はどうでも良い、見た目が太くてカッコ良ければ走りは二の次三の次…って方は干渉しなければOKです。
見た目だけでなく走行性能も大事って方は、リム幅と外径を考慮しながらサイズを選ぶことになります。
この辺りの詳しい話は別記事をどうぞ。
NINJA250Rのタイヤの交換費用はどのくらい?
NINJA250Rのタイヤ交換費用ですが、約2.5万円程度です。
選ぶタイヤやお店によっても変わってくるので、あくまでも参考程度ということで。
タイヤ交換に必要な費用は、下記の3種類というのが一般的。
・交換工賃
・廃タイヤ処分料
タイヤ代は選ぶタイヤによりますが、NINJA250Rですと前後で20,000円程度になるでしょうか。
工賃はお店によりますが、大抵フロントが2,000円~2,500円程度です。
リアは2,500円~3,000円程度が多いですね。
廃タイヤ処分量は1本200円程度というお店が多い印象です。
となると合計で2万円程度…となります。
この辺りの話は別記事が詳しいので、そちらもどうぞ。
また、タイヤを交換する際には前だけ…後ろだけ…といった片方交換でも良いのか悩みませんか?
これについても詳しい記事があるので、そちらもどうぞ。
NINJA250Rのタイヤおすすめ3選!
NINJA250Rにおすすめのタイヤを3種類紹介します。
・ブリヂストン BT-39
・ミシュラン PILOT STREET RADIAL
IRC RX-02
まずはIRCのRX-02という、オールマイティタイヤです。
癖のないハンドリングに、ドライでもウェットでも安定したグリップ力。
更には耐摩耗性も高めという、非常に万能なタイヤです。
個人的にはNINJA250Rのキャラクターには非常にあったカテゴリーのタイヤだと思いますよ。
突出したセールスポイントは無いものの…逆に言うと弱点も無いタイヤ。
街乗りからツーリングまで、更にはワインディングをちょっとハイペースで流すくらいなら全く問題無いです。
街乗りやツーリングメインの方におすすめのタイヤです。
ブリヂストン BT-39
続いてブリヂストンのBATTLAX BT-39というスポーツタイヤ。
こちらはスポーツタイヤということで、ドライグリップの高さが魅力のタイヤとなっています。
反面ウェットグリップや耐摩耗性は劣ることになりますが…とは言っても公道用タイヤですので、問題無いレベル。
晴れの日のワインディングがメインの方、コーナーを楽しみたい方におすすめのタイヤです。
ミシュラン PILOT STREET RADIAL
最後にミシュランのPILIT STREET RADIALというストリートタイヤです。
名前の通りストリート向けの万能タイヤなのですが、ラジアルタイヤというのがポイントですね。
タイヤにはラジアルとバイアスがあり、NINJA250Rの純正はバイアスタイヤです。
ラジアルとバイアスは構造が違うのですが…そのため同格ではなく別格であり、性能面ではラジアルが優れています。
250ccクラスに必要なのか…という話はありますが(だから純正採用されない)、ラジアルを履くと明らかに違いは感じますよ。
お値段はラジアルの方が高額になりますが、性能面でも優れていることは事実。
ラジアルタイヤを履いてみたいという方には、この万能タイヤであるミシュランのストリートラジアルがおすすめです。
NINJA250Rにラジアルを履かせてみたい方におすすめのタイヤです。
NINJA250Rのタイヤの空気圧はいくつ?
NINJA250Rのタイヤの空気圧ですが、全年式で同じです。
R:2.25kgf/cm2
大抵チェーンカバーやスイングアームなどにステッカーが貼られていることが多いですよ。
他には取説にも記載があります。
中古ですと取説が無い…なんてことも間々ありますが…。
空気圧の管理はパンク防止や事故防止に大切なのはもちろんですが、セッティングとしても有効活用出来ますよ。
乗り心地を良くしたり、燃費を良くしたりと結構な変化があって面白いものです。
空気圧の調整はタダで出来ますので、標準値だけでなく色々と変えてみてお気に入りを探すのも楽しい作業ですね。
ただし、やりすぎは危険も伴いますので…注意点も含めて詳細は別記事もご覧になって下さい。
まとめ
ということで今回の記事のまとめです。
NINJA250Rのタイヤサイズは110/70-17,130/70-17
サイズアップはリム幅に注意
交換費用は約2.5万円程度
おすすめのタイヤは本文内で
空気圧は標準で2.00kgf/cm2 , 2.25kgf-cm2
タイヤは地面との唯一の接点となる、非常に大切なパーツです。
自身の使い方にピッタリのタイヤを選んで下さいね。
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