SV650/SV650Xの実際の燃費は？タンク容量から航続距離を計算！

燃費って気になる存在ですよね。

新しく購入を検討している車種ですと、カタログ値に対して実際はどのくらい走るのか…というのが気になるところ。

 

またエンジンの調子のバロメーターとも言えますので、現在の愛車の燃費が周りに比べて悪いとなると心配になったり…。

同じ車種の平均燃費は気になるところ。

 

遠出の際にはどこでガソリンを入れようかと、航続距離も気になります。

タンク容量と燃費から航続距離がわかるので、その辺りも見ていきたいと思いますよ。

 

今回はスズキのSV650について紹介します。

派生車であるSV650Xについてはもちろん、旧型のSV650およびSV650Sについてもここで紹介しますよ。

SV650/SV650Xの実際の燃費はどのくらい？

SV650/SV650Xの実際の燃費ですが、20～25km/L程度です。

人気車種なために燃費のデータも豊富なため、比較的信憑性の高い数字となりそうです。

 

SV650は1999年に登場しノンカウルのSV650とハーフカウルのSV650Sというラインナップでした。

日本ではあまり人気が出ずに2007年に生産終了となったものの、欧州ではSV650Sが高い人気の為に継続生産が続いていました。

そのためSV650Sは逆輸入車としても入ってきましたね。

2016年に新型SV650が復活し、2018年よりネオレトロ調のSV650Xが登場しています。

新型は2019年にモデルチェンジを行いブレーキの強化等がありましたが、装備関係がメインで燃費を含めスペック面では変更はありません。

スペックと含めて一覧にしてみましょう。

年式	型式	定地燃費値	WMTCモード値	実測値
1999年～(2007年)	VP52A	35.5km/L	–	21.8km/L
2016年～	VP55B	37.5km/L	26.6km/L	25.0km/L

※実測値は独自に集計したもので、必ずしもこの数字になるとは限らないです。

 

定地燃費値というのは、平坦な直線の舗装路を60km/h（原付は30km/h）で走行した燃費であり…非常に燃費計測としては良い条件なんですよね。

そのためあまり現実的ではないとして、一般的な走行に近いと言われるWMTCモード値というのが最近は主流になってきている印象があります。

2013年頃より導入されたため、比較的新しいバイクしかこの数字は測定されていません。

車種にもよりますが、このWMTCモード値と同等か少し悪いくらいが実燃費となっていることが多いですね。

SV650/SV650Xのタンク容量は？

SV650/SV650Xのタンク容量ですが、14Lと16Lです。

初代のSV650およびSV650Sは16Lタンクでしたが、新型SV650およびSV650Xは14Lとなっています。

新型SV650は2016年の初期型のみカタログ表記は13Lになっていますが、恐らくタンクは変更されていないかと思います。

まとめるとこんな感じですね。

年式	型式	タンク容量
1999年～(2007年)	VP52A	16L
2016年～	VP55B	14L (初期型は13L表記)

SV650/SV650Xの航続距離は？

SV650/SV650Xの航続距離ですが、350km程度です。

まとめるとこんな感じですね。

年式	型式	航続距離
1999年～(2007年)	VP52A	349km
2016年～	VP55B	350km

 

航続距離は燃費とタンク容量から求められます。

初代と2代目では燃費もタンク容量も異なりますが、どちらもほぼ同じ350km程度の航続距離となっています。

350kmということで実用面での不満はないですね。

まとめ

ということで今回の記事のまとめです。

 

SV650/SV650Xの燃費は20～25km/L程度

タンク容量は、14Lと17L

航続距離は、350km程度

 

燃費は走る場所や走り方によって大きく異なってきます。

あくまでも平均的なデータですので、バイクの使い方で多少の前後は出てきますね。