FTR223の最高速ってどのくらい出るのでしょうか？
最高速って一種のロマンと言いますか、無性に気になる存在ですよね。
他にも気になる存在と言えば馬力！
とは言っても日本の法律上は最高速度が100km/hで制限されています。
試すにはサーキットなどしかないのですが…なかなかそう簡単に誰でもというわけにはいきません。
なので今回は徹底的に調べてみましたよ。
また、実測値だけでなく計算値でも最高速を求めてみたいと思います。
スピードメーターはハッピーメーターと言って、安全上実際の速度以上の数字を示すように出来ているんです。
最高速と馬力は密接な関係にありますので、この両面を紹介しますよ。
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FTR223の最高速度は何キロ？
FTR223の最高速度ですが、115km/h前後となりそうです。
実測値と計算値の両面から見てみましょう。
FTR223の最高速【実測値】
まずは実測値ですが、大手メディアさんによる測定は無さそうですね。
海外では公道で最高速アタックをしている動画などがありますが…純正なのかどうか、道路の勾配はどうなのか…その辺りがハッキリとしないことが多いだけに、参考にしづらいものも。
そんな最高速アタック動画も…残念ながらほぼ無いような感じですね。
ネット上での情報を見てみると、120km/h程度と言う情報が多い感じです。
実際の速度はメーターの0.9～0.95程度と言われているように、通常のスピードメーターは多少多めに数字が出るんですよね。
なのでメーター読み120km/hとすると、実際の速度は108～114km/hといったところ。
果たしてこの情報が本当に正しいのか、計算からも最高速を求めてみましょう。
FTR223の最高速【計算値】
続いて計算値からFTR223の最高速を出してみます。
リアのタイヤサイズ、エンジン回転数、各減速比がわかれば最高速は計算が可能です。
簡単にだけ説明すると…タイヤサイズから外径を求め、エンジンの回転数と減速比からタイヤの回転数を計算します。
そうすると1分辺りに何メートル転がるかがわかるので、それを時速に換算すれば最高速の理論値が出ますよ。
スペックをエクセルで自作した計算機に入れるとこうなります。
エンジン回転数は、最高出力発生回転数に+αを考慮して予想。
計算値は116.8km/hということに。
そしてこれ以外に走行抵抗値というものを算出します。
これは簡単に言うと、ある速度を出すために必要な馬力という意味になります。
空気抵抗係数、転がり抵抗係数、車速に車重から算出が可能です。
FTR223は年式によって馬力と重量が異なるんですよね。
詳細は後で紹介するとして、今回は16PSの128kgのモデルで計算します。
一般的なライダーの重量を70kgとして、198kgで計算してみました。
119.5km/hの時に走行抵抗値が約16PSになりますので、これ以上の速度を出すにはパワーが足りないということに。
ギア比的には117km/h、パワー的には120km/hと、どちらの面もほぼ同じとなります。
つまりスプロケを変えたりしても最高速は伸びないということになります。
調べてみた結果とほぼ同等ということで、FTR223の最高速は約115km/h程度と言えそうですね。
FTR223の馬力はどのくらい？
FTR223の馬力ですが、16PS/7,000rpmと、19PS/7,000rpmがあります。
kWで言うと11.8kWと14kWになりますね。
FTR223は2000年9月に発売された、1980年代のFTR250の系譜を持つモデル。
正式名称としてはFTRだったものの、FTR250との区別の為にFTR223と言われることの方が多いですね。
2003年と2006年にマイナーチェンジが行われましたが、馬力的には変更なしの19PS/7,000rpmです。
2007年のモデルチェンジにより、排ガス規制に対応させるために出力が低下し16PS/7,000rpmに。
その後はモデルチェンジが行われることなく、2016年モデルまで販売されています。
まとめると下記の通り。
| 2000年～2006年 | 19PS(14kW)/7,000rpm |
| 2007年～2016年 | 16PS(11.8kW)/7,000rpm |
まとめ
ということで今回の記事のまとめです。
FTR223の最高速は115km/h前後
馬力は2000～2006が19PS、2007～2016が16PS
最後に約束事として…公道では速度を出し過ぎず、安全運転でバイクを楽しみましょう！
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