CB1100の実際の燃費は？タンク容量から航続距離を計算！

燃費って気になる存在ですよね。

新しく購入を検討している車種ですと、カタログ値に対して実際はどのくらい走るのか…というのが気になるところ。

 

またエンジンの調子のバロメーターとも言えますので、現在の愛車の燃費が周りに比べて悪いとなると心配になったり…。

同じ車種の平均燃費は気になるところ。

 

遠出の際にはどこでガソリンを入れようかと、航続距離も気になります。

タンク容量と燃費から航続距離がわかるので、その辺りも見ていきたいと思いますよ。

 

今回はホンダのCB1100について紹介します。

兄弟車であるCB1100EXとCB1100RSについてもこの記事で触れていきますよ。

CB1100の実際の燃費はどのくらい？

CB1100の実際の燃費ですが、20km/L程度のようです。

人気車種なために燃費のデータも豊富なため、比較的信憑性の高い数字となりそうです。

 

CB1100は2010年に登場。

当初はハンドルの高さ違いでType1とType2が存在しましたが、2012年に統合しています。

2014年には5速→6速に変更され、クラシカルなCB1100EXが追加。

2017年にもマイナーチェンジが行われ、更にスポーティなCB1100RSがラインナップに追加されました。

そして2019年にもマイナーチェンジが行われていますよ。

スペックと含めて一覧にしてみましょう。

[]内がEXの数値、()内がRSの数値となります。

年式	型式	定地燃費値	WMTCモード値	実測値
2010年～2013年	SC65	27.0km/L	–	19.6km/L [21.6km/L] (22.9km/L)
2014年～2016年	SC65	30.0km/L [31.0km/L]	18.9km/L [19.3km/L]
2017年～2018年	SC65	31.3km/L [31.3km/L] (31.1km/L)	18.9km/L [18.9km/L] (18.9km/L)
2019年～	SC65	31.3km/L [31.3km/L] (31.1km/L)	18.9km/L [18.9km/L] (18.9km/L)

※実測値は独自に集計したもので、必ずしもこの数字になるとは限らないです。

 

定地燃費値というのは、平坦な直線の舗装路を60km/h（原付は30km/h）で走行した燃費であり…非常に燃費計測としては良い条件なんですよね。

そのためあまり現実的ではないとして、一般的な走行に近いと言われるWMTCモード値というのが最近は主流になってきている印象があります。

2013年頃より導入されたため、比較的新しいバイクしかこの数字は測定されていません。

車種にもよりますが、このWMTCモード値と同等か少し悪いくらいが実燃費となっていることが多いですね。

CB1100のタンク容量は？

CB1100のタンク容量ですが、14L～17Lとモデル・年式により異なります。

無印、EX、RSとモデルによる違いの他にも、マイナーチェンジの際にタンク容量が変更になったりと…結構複雑な状態ですよ。

まとめるとこんな感じですね。

[]内がEXの数値、()内がRSの数値となります。

年式	型式	タンク容量
2010年～2013年	SC65	14L
2014年～2016年	SC65	14L [17L]
2017年～2018年	SC65	14L [16L] (16L)
2019年～	SC65	17L [16L] (16L)

CB1100の航続距離は？

CB1100の航続距離ですが、270～360km程度とモデルにより異なります。

まとめるとこんな感じですね。

[]内がEXの数値、()内がRSの数値となります。

年式	型式	航続距離
2010年～2013年	SC65	273km
2014年～2016年	SC65	273km [367km]
2017年～2018年	SC65	273km [346km] (366km)
2019年～	SC65	332km [346km] (366km)

 

航続距離は燃費とタンク容量から求められます。

2019年以前の無印CB1100が14Lとタンクが小さいため、航続距離は短めとなっています。

2019年のマイナーチェンジで17Lに拡大されたこともあり、どのモデルも同等の数字になっていますよ。

まとめ

ということで今回の記事のまとめです。

 

CB1100の燃費は20km/L程度

タンク容量は、14～17L

航続距離は、270～360km程度

 

燃費は走る場所や走り方によって大きく異なってきます。

あくまでも平均的なデータですので、バイクの使い方で多少の前後は出てきますね。