GSX250Rの最高速ってどのくらい出るのでしょうか？
最高速って一種のロマンと言いますか、無性に気になる存在ですよね。
他にも気になる存在と言えば馬力！
とは言っても日本の法律上は最高速度が100km/hで制限されています。
試すにはサーキットなどしかないのですが…なかなかそう簡単に誰でもというわけにはいきません。
なので今回は徹底的に調べてみましたよ。
また、実測値だけでなく計算値でも最高速を求めてみたいと思います。
スピードメーターはハッピーメーターと言って、安全上実際の速度以上の数字を示すように出来ているんです。
最高速と馬力は密接な関係にありますので、この両面を紹介しますよ。
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GSX250Rの最高速度は何キロ？
GSX250Rの最高速度ですが、130km/h前後となりそうです。
実測値と計算値の両面から見てみましょう。
GSX250Rの最高速【実測値】
まずは実測値ですが、非常に人気車種ということで大手メディアさんが測定を行っています。
海外では公道で最高速アタックをしている動画などがありますが…純正なのかどうか、道路の勾配はどうなのか…その辺りがハッキリとしないことが多いだけに、今回は非常に信憑性の高い数字になりそうです。
オートバイさんの企画で、富士スピードウェイで最高速チャレンジをするというもの。
（動画は後ほど紹介します）
しっかりと伏せた状態で走っていますので、かなり限界値に近い数字になるかと思います。
梅本まどかさんが走行後にこう語っています。
メーターが凄く目に入りやすい場所にあったので、ずっと見れたんですけど…。
この時にメーター見たら140と141の間を行ったり来たりしてたんで…。
（中略）
で、何キロ出てたんですかね？（スタッフに確認）
131！130キロ超えてたんですね。
映像を見るとストレートの途中で既に最高速に達しているように見えますね。
そのため、直線が短くて距離が足りない…なんてことはなく、これが最高速と言えそうです。
メーター読みに関しては141km/h（実測131km/h）でした。
となるとメーター誤差は0.93となります。
メーター読みの0.9～0.95くらいが実測と言われることが多いのですが、最近のバイクは0.93くらいが多い印象です。
今回参考にさせて頂いた動画はこちらです。
GSX250Rの最高速【計算値】
続いて計算値からGSX250Rの最高速を出してみます。
リアのタイヤサイズ、エンジン回転数、各減速比がわかれば最高速は計算が可能です。
簡単にだけ説明すると…タイヤサイズから外径を求め、エンジンの回転数と減速比からタイヤの回転数を計算します。
そうすると1分辺りに何メートル転がるかがわかるので、それを時速に換算すれば最高速の理論値が出ますよ。
スペックをエクセルで自作した計算機に入れるとこうなります。
エンジン回転数は、今回は信憑性の高い動画だけに最高速で合わせました。
計算値は130.6km/hということに。
そしてこれ以外に走行抵抗値というものを算出します。
これは簡単に言うと、ある速度を出すために必要な馬力という意味になります。
空気抵抗係数、転がり抵抗係数、車速に車重から算出が可能です。
GSX250Rのカタログ馬力は24PSで、車両重量178kgです。
一般的なライダーの重量を70kgとして、248kgで計算してみました。
141.5km/hの時に走行抵抗値が約24PSになりますので、これ以上の速度を出すにはパワーが足りないということに。
つまりGSX250Rはギア比的には131km/h、パワー的には142km/hと、いうことになりギア比の限界が先にくるようです。
つまりスプロケ等でギア比を変えれば、もう少し最高速を伸ばす余地があるということ。
見た目とは裏腹にGSX250Rは物凄くユーザーフレンドリーと言いますか、街乗りでの使いやすさを考えたバイク。
他社の250ccスポーツと比較されて、非力だ重いだ遅いだと散々な言われようですが…開発者が想定した使い方が違うんです。
言うならば戦う土俵が違う。
それを感じさせるギア比の設定になっていますね。
GSX250Rの馬力はどのくらい？
GSX250Rの馬力ですが、24PS/8,000rpmです。
kWで言うと18kWになりますね。
GSX250Rは正しい表現かはわかりませんが、GSR250の兄弟車として2017年に登場。
GSR250のエンジンを活かした、低中速での扱いやすさに重きを置いたモデルです。
2020年モデルまでに大きなモデルチェンジは行われていません。
そのため、馬力に関しては全年式で同じとなっています。
まとめ
ということで今回の記事のまとめです。
GSX250Rの最高速は130km/h前後
（メーター読みで140km/hくらい）
馬力は24PS
最後に約束事として…公道では速度を出し過ぎず、安全運転でバイクを楽しみましょう！
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