NINJA650の実際の燃費は？タンク容量から航続距離を計算！

燃費って気になる存在ですよね。

新しく購入を検討している車種ですと、カタログ値に対して実際はどのくらい走るのか…というのが気になるところ。

 

またエンジンの調子のバロメーターとも言えますので、現在の愛車の燃費が周りに比べて悪いとなると心配になったり…。

同じ車種の平均燃費は気になるところ。

 

遠出の際にはどこでガソリンを入れようかと、航続距離も気になります。

タンク容量と燃費から航続距離がわかるので、その辺りも見ていきたいと思いますよ。

 

今回はカワサキのNINJA650について紹介します。

北米ではNINJA650の名称で販売されていた海外モデル、ER-6fについても紹介します。

NINJA650の実際の燃費はどのくらい？

NINJA650の実際の燃費ですが、20～25km/Lです。

人気車種なために燃費のデータも豊富なため、比較的信憑性の高い数字となりそうです。

 

NINJA650は2006年に販売されたER-6fの系譜になりますね。

欧州ではER-6fの名称だったものの、2009年のモデルチェンジより北米で販売されたモデルはNINJA650Rという名称に。

そして2012年のモデルチェンジよりRが外れてNINJA650に（北米では）名称が変更されました。

日本では2017年のモデルチェンジの際に正式に導入となり、2020年に再びモデルチェンジが行われていますよ。

スペックと含めて一覧にしてみましょう。

年式	型式	定地燃費値	WMTCモード値	実測値
2012年～2016年	–	–	–	22.8km/L
2017年～2019年	ER650H	32.1km/L	24.0km/L	26.9km/L
2020年～	ER650H	32.1km/L	23.6km/L	–

※実測値は独自に集計したもので、必ずしもこの数字になるとは限らないです。

 

定地燃費値というのは、平坦な直線の舗装路を60km/h（原付は30km/h）で走行した燃費であり…非常に燃費計測としては良い条件なんですよね。

そのためあまり現実的ではないとして、一般的な走行に近いと言われるWMTCモード値というのが最近は主流になってきている印象があります。

2013年頃より導入されたため、比較的新しいバイクしかこの数字は測定されていません。

車種にもよりますが、このWMTCモード値と同等か少し悪いくらいが実燃費となっていることが多いですね。

NINJA650のタンク容量は？

NINJA650のタンク容量ですが、16Lと15Lです。

ER-6fという名称で欧州で売られていた、日本では正式販売になっていないモデルは16Lとなっています。

（ER-6fの古いモデル、北米名NINJA650Rは15.5L）

そして日本で正式販売された2017年以降は15Lです。

まとめるとこんな感じですね。

年式	型式	タンク容量
2012年～2016年	–	16L
2017年～2019年	ER650H	15L
2020年～	ER650H	15L

NINJA650の航続距離は？

NINJA650の航続距離ですが、365～400km程度です。

まとめるとこんな感じですね。

年式	型式	航続距離
2012年～2016年	–	365km
2017年～2019年	ER650H	404km
2020年～	ER650H	–

 

航続距離は燃費とタンク容量から求められます。

新型は2020年と出たばかりですので…ほぼ燃費のデータがなく不明としました。

しかし2017年以降のモデルと大きな差はないと思われますので、航続距離も同様に400km程度となるでしょう。

まとめ

ということで今回の記事のまとめです。

 

NINJA650の燃費は20～25km/L

タンク容量は、16L,15L

航続距離は、365～400km程度

 

燃費は走る場所や走り方によって大きく異なってきます。

あくまでも平均的なデータですので、バイクの使い方で多少の前後は出てきますね。