加藤大治郎、一言で言えば天才。
9度の世界チャンピオンであるロッシがライバル視していた程の才能であり、250ccでは世界チャンピオンも獲得しています。
あの事故から早い物で13年が経ちましたが、今でも忘れることが出来ないのは「彼がMotoGPで世界チャンピオンになる」のを見たかったからかもしれません。
サッカー(当時)イタリア代表のデル・ピエロ選手がサインを求める他、イタリアには彼の名前がついた「加藤大治郎通り」があるほどに有名ですが、残念ながら日本での知名度はありません。
この時代以前のファンには「そうそう、大ちゃん凄かったよなぁ」と思いだして貰いたいし、若いファンには「こんな凄いライダーがいたんだよ」ということを知ってほしいですね。
ということで今回は、加藤大治郎さんのことを改めて振り返りたいと思います。
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加藤大治郎のプロフィール!
加藤大治郎さんのプロフィールを簡単に紹介します。
名前:加藤大治郎(かとうだいじろう)
生年月日:1976年7月4日
身長:162cm
体重:51kg
血液型:A型
出身地:埼玉県
趣味:寝ること
出典:Daijiro.net
世界グランプリでもなんとなく固定ゼッケンになりつつある時代でしたね。
昔は前年度のランキング順で、チャンピオンがゼッケン1、2位の選手がゼッケン2といった感じでした。
加藤大治郎さんはゼッケン74ですが、これは誕生日が由来なんですよね。
趣味は寝ることというように、おっとりとした性格と優しい雰囲気から「なんとなくいつも眠そう」に見えたものです。
バイクに跨ると一気に勝負の世界の住人となり、その才能から「天才」なんて声も出ていました。
2003年には当時最高峰クラスを2連覇中だったバレンティーノ・ロッシ選手がライバルに挙げる程の実力で、「最高峰クラスで初めての日本人チャンピオン」の期待が凄かったですね。
亡くなってしまったから…という部分は大きいと思いますが、「日本人で最も最高峰クラスのチャンピオンに近かった」と言っても言い過ぎではありません。
まぁ岡田忠之さんが1997年に最高峰クラス2位という成績を残していますけども…。
また、才能ということでは同じく250ccで世界チャンピオンとなっている原田哲也さんを推す方も多いですね。
小柄ながらも美しいライディングフォームと、特徴的なヘルメットが印象的な選手でした。
加藤大治郎の経歴・戦績は?
加藤大治郎さんの経歴・戦績を、こちらもまた簡単に紹介しますね。
・1993年 鈴鹿4時間耐久レース6位
九州選手権GP250/GP125/SP250 3クラスシリーズチャンピオン
・1994年 全日本選手権 GP250クラス シリーズ7位
・1995年 全日本選手権 GP250クラス シリーズ5位
・1996年 全日本選手権 GP250クラス シリーズ2位
世界選手権 GP250クラス日本GPワイルドカード参戦 3位
・1997年 全日本選手権 GP250クラス シリーズチャンピオン
世界選手権 GP250クラス日本GPワイルドカード参戦 優勝
・1998年 全日本選手権 GP250クラス シリーズ8位
世界選手権 GP250クラス日本GPワイルドカード参戦 優勝
・1999年 全日本選手権 GP250クラス シリーズ2位
・2000年 世界選手権 GP250クラス シリーズ2位(ルーキーオブザイヤー)
鈴鹿8時間耐久レース 総合優勝
・2001年 世界選手権 GP250クラス シリーズチャンピオン(年間最多優勝回数新記録)
・2002年 世界選手権 MotoGPクラス シリーズ7位(ルーキーオブザイヤー)
鈴鹿8時間耐久レース 総合優勝
出典:Daijiro.net
やはりなんと言っても2001年に250ccクラスで、年間最多優勝記録にてチャンピオンを獲得したことが1番ですね。
個人的な印象としては「世界に出るのが少し遅かった」というのがあります。
ホンダの状況など色々と難しい面があることは事実なんですけどね。
2002年はレギュレーションが変わり、MotoGPに名称も変わった時代でした。
結果としては今までの2stマシンよりも新しい4stマシンの方が圧倒的に速いというシーズンとなり、シリーズ7位とは言ってもマシンの性能差を考えると…仕方ないかなというシーズンでした。
2003年にはオフシーズンに4stマシンに乗り込み、タイムも出ていただけに良いシーズンを送れるのではないかと期待していたんですけどね。
実際問題、チームメイトであったセテ・ジベルノー選手の活躍を見るとチャンピオンとまでは言わずとも年間2位3位辺りは取れたと思っています。
加藤大治郎の事故原因は?
加藤大治郎さんの事故原因ですが、結局のところ「ブレーキングミスとハイサイド」となりそうです。
色々と陰謀説やマシントラブル説も流れましたが、正式に発表されたリリースを読むとこういった結論になってしまいます。
結構小難しく書いてありますが興味のある方は是非ご覧になって下さい。
ホンダとMotoGPの公式サイトと両方に事故原因の発表が出ていますよ。
ホンダの公式サイトはコチラ、MotoGPの公式サイトはコチラです。
コースの安全面も決して良いとは言えませんでしたが、正直これは事故が起きたから言えるとも思っています。
あの時点で「鈴鹿は危ない」と主張していた方がどのくらいいたでしょうか?
とは言っても、あの2003年以降MotoGPのスケジュールからは鈴鹿が外れ茂木のみでの開催となっていることも事実です。
テクニカルで面白いコースレイアウトではありますが、狭くエスケープゾーンが少ないという意味では危険なサーキットであることも事実ですね。
日本に今後世界基準の2輪コースが出来るなんてことは考えにくいですが、このままでは失礼ながら面白味のない茂木でしかMotoGPは開催されない状態が続きます。
日本に2輪文化が根付かないので仕方がない部分はありますが、世界に誇れる4大メーカーがある国としてはなんとも情けない限りです。
80年代のバイクブームの再来とまでは言いませんが、世間を巻き込んで2輪熱が高まると良いですよね。
まとめ
ということで今回のまとめです。
加藤大治郎さんは、日本人初の最高峰世界チャンピオンになれそうな天才でした。
志半ばで亡くなってしまった形になりましたし、現時点では彼に続くライダーが現れたとは言えません。
最高峰クラスからは日本人がいなくなりましたが、それでも今また期待出来そうな日本人ライダーが出ていることも事実です。(2018シーズンは中上貴晶選手が参戦しています)
そんな期待の日本人ライダーはまた別の記事で紹介したいと思います。
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